子供用の包丁

親が子供に包丁を持たすのは心配ですよね。大きい包丁は子供の手のサイズにも合わないので危ないですが、子供用の包丁なら、子供の手のサイズに合わせて作っています。包丁の種類は、おもちゃのようなプラスティックから、本格派の包丁まで、最近は種類も豊富になってきています。クマやうさぎなどの可愛いイラストが入っているものもあります。早い子では2歳や3歳から包丁を持ってお母さんのお手伝いをする子もいるそうです。一緒に料理を作ると目が離せなくて大変かもしれませんが、コミュニケーションがとれていいですね。

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どんな包丁がいいのか

子供用包丁ってどんなものがいいのか。まずは、よく切れる方がいいのか、切れない方がいいのか、とよく質問されますが、これは絶対切れる方がいいです。なぜかというと、切れない包丁だと力一杯切ってしまい、誤って指を切る時にもすごい力が加わっています。これは大事故になりかねません。よく切れる包丁だと力を入れなくても切れるので、誤って指を切るときも深く切ってしまうことは少ないのです。セラミックの包丁は軽くて使いやすいのですが、刃が欠けやすく切れが悪くなっても、自宅で包丁を研ぐことはできません。ステンレス鋼の包丁はさびにくいです。子供用包丁の中には刃先や刃元に刃付けされていないものもあります。他にも丸い刃など、安心して使えるような工夫をされている子供用包丁がありますので、子供さんの年齢や性格に合ったものを選ぶといいと思います。

子供が包丁を使う時の注意点

子供用の包丁といっても立派な包丁です。誤った使い方をすれば怪我をしてしまいます。子供が包丁を使う時、親は必ず子供から目を離さないようにしてください。最初に必ず包丁の扱い方を教えます。「刃の部分を握らないこと」、「刃の下に手を持っていかないこと」、「包丁を置く時、刃の向きを自分の方に向けないこと」などは徹底させてくださいね。それから、切る時は、添える手は指先を丸くし親指は中に入れる「猫の手のように」と教えてください。まな板がすべる時は、まな板の下にフキンを置くといいですよ。どうしてもケガをするのが心配なら、添える方の手のハンドカバーなども売っています。最後に、子供のペースに合わせて見守ってあげてください。大人から見ればスピードも遅いし、イライラするかもしれませんが、気を長くもってゆっくりさせてあげてください。子供も慣れてくればスピードも上がると思いますが、その時も調子にのって指を切ったりしないように注意して見てあげてくださいね。

どこの包丁を買う?お値段は?

子供用包丁は、実は100円ショップなどでも売っています。しかし、やっぱりきちんとしたところで購入したいですね。評判がいいのは、「正広」の包丁です。子供用でも幼児用、低学年用、高学年用とあります。刃渡りも120mm〜150mm、刃先が丸くなっているもの、など何種類かあります。値段は1本2000円〜4200円です。「堺刀司」の子供用包丁は、大人でも普段の料理に使える本格派の包丁です。握り具合や重さなど子供に一番ベストな使いやすい軽量タイプの包丁です。値段は1本3675円です。値段はどちらも定価ですが、インターネットの通販で買うと格安で買えると思います。いろんな通販のサイトがあるので、いろいろ比較してみることをオススメします。

子供用の包丁について

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