ＨＤＤレコーダーやパソコンのＨＤＤ、外付けＨＤＤなどの寿命について。ＨＤＤの交換や復活・復旧の情報、故障しにくくする方法。温度との関係などについて。
今では当たり前のように家庭にＨＤＤ製品がありますよね。ＨＤＤレコーダー、ＨＤＤ内蔵ＤＶＤプレーヤー、ＨＤＤコンポ、パソコンのＨＤＤなどなど。ＨＤＤで録画したり、録音したり、データの保存などしても、保存したものが一覧で見れて選択しやすく、とても使いやすいです。しかし、その便利なＨＤＤにも寿命があるんです。大切なデータや見たいドラマなどが保存されている場合、急に故障したり、不具合が出るととても困りますよね。使用する回数や環境などで変わってきますが、ＨＤＤの寿命は一般的には４〜５年くらいと言われています。
ＨＤＤには寿命があるとはいっても、いきなり故障してしまっては困りますよね。前兆などあればいいのですが、パソコンのＨＤＤなどはいきなり故障することも少なくありません。そこで、ＨＤＤの寿命を知っておくといろいろ対策もとれますよね。寿命を調べるには、オンラインソフト紹介サイトの「窓の杜」や「Ｇizmodo Ｊapan」などに寿命を調べるフリーソフトがあります。目安にはなると思います。しかし、万が一の時の為に、データなどはバックアップしておいた方がいいですよ。今は大容量の外付けＨＤＤやＵＳＢフラッシュメモリなどがありますから。たびたび不具合などが起こる場合は、ＨＤＤの交換なども視野に入れてみてくださいね。故障する前に…。
どうしてもやってくる寿命とはいえ、できれば長くもたせたいのが本音ですよね。ＨＤＤの寿命には温度が関係しているという話をききます。ＨＤＤは稼動していると温度が上がります。この温度が６０℃を超えると故障する確率が高くなります。大体３５℃〜４５℃くらいが故障しにくいと思われます。パソコンのＨＤＤは冷却ファンがついているものを選んだ方がいいですね。冷却ファンは空気を吸い込むのでほこりなどがたまりやすくなります。掃除はしっかりとしてほこりがたまらないようにするだけでも寿命は延びますよ。後、頻繁に稼動（電源ＯＮ・ＯＦＦ）させるのも寿命を縮める原因ではないかと言われています。
もし、いきなり寿命が尽きてしまったら、大切なデータや画像が見れなくなってしまいます。そんな時は、「データレスキューセンター」や「アスクル」など、ＨＤＤのデータの復旧・復活をしてくれる専門業者があります。１００％の復旧は難しいかもしれませんが、９０％の復旧率を誇っている業者もあります。大切なデータや画像が入っているＨＤＤですから、寿命が尽きても諦めずに復旧してもらうことをオススメします。