今、玄米が注目されている訳は?

玄米とは籾殻(もみがら)を除いた状態で精米されていない状態のお米です。玄米は白米より虫がつきにくく長く貯蔵していても味が落ちにくいです。糠がついたままの状態なので、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいて白米より栄養価がとても高いです。しかし、吸水が悪いため、普通の炊飯器で白米と同じように炊いてしまうと、ポソポソになり消化も悪くなります。でも、炊き方のポイントを知っていれば、とってもおいしい玄米ご飯が食べられますよ。

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おいしい玄米の炊き方(炊飯器編)

普通の炊飯器で炊く場合は、水にしっかりと浸けましょう。玄米は水を吸いにくいので、最低でも夏場は2時間以上、冬場は6時間以上、できれば一晩浸けておくとふっくらと炊き上がります。水をしっかり含ませたら、軽く洗ってザルにあげます。炊飯する時の水加減は、白米を炊く時より多めに入れます。大体、目盛り半分くらい多くするといいですよ。最近の炊飯器は「玄米モード」の機能がついているものもありますので、玄米モードがある場合はそちらで炊いてくださいね。やわらかく仕上がりますよ。玄米モードがない場合は、普通に炊いてください。しっかりと水に浸していれば、普通に炊いてもおいしく炊き上がります。炊き上がったらしゃもじでグルッとかき混ぜてくださいね。

おいしい玄米の炊き方(圧力鍋編)

玄米を炊くには圧力鍋が一番おいしく炊けるといいます。圧力鍋で炊くと味わいがあり、食感ももっちり、そして糠層はプチプチと、なんともいえない食感が味わえます。玄米を水に浸けるのは、炊飯器で炊く時と同じで、しっかりと浸けておく方がおいしく仕上がります。圧力鍋に玄米を入れ、強火で炊き、圧力がかかったら弱火にし、20分程弱火で炊きます。火を止める前に、10秒程強火にかけるのがポイントです。そして、火を止めて15分〜20分程蒸らします。圧力鍋で玄米を炊くとき、お塩を少し入れるといいですよ。お米3カップに小さじ1/3のお塩を入れるのが目安です。 炊くときのお水も水道水でもいけますが、ミネラルウォーターを使うとおいしくなります。使用する圧力鍋によって炊き方も少し変わると思うので、お使いの圧力鍋の説明書を読んでくださいね 。

おいしい玄米の炊き方(土鍋編)

土鍋でご飯を炊く人はあまりいないかもしれませんが、実は、土鍋でご飯を炊くと、とってもおいしいのです。土鍋で玄米を炊く場合は、玄米を洗ってから土鍋に入れ、水を入れます。玄米1合に対してお水は300cc〜350cc入れます。しばらく水に浸しておきます(1時間〜6時間くらい)。炊き始めは強火で沸騰してきたら、中火にして15分〜20分ほど炊きます。水気がなくなってきたら、あとは弱火で5分程度炊きます。いい香りがしてきたらOKです。10分〜15分蒸らして出来上がりです。しゃもじでふんわりと混ぜてくださいね。土鍋も使用するものによって、炊き上げる時間や火の加減が変わってくるので、土鍋の説明書をよく読んでからチャレンジしてみてくださいね!

おいしい玄米の炊き方

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