ドラマや映画などで知られる旭山動物園。趣向を凝らした動物達の見せ方で人気も高く、ツアーなども数多くあります。北海道へ旅行するならぜひ旭山動物園へ。空港からの旭山動物園への行き方教えちゃいます！
廃園寸前だった旭山動物園が、入場者数日本一になったことが広く知られることになったキッカケは、２００６年５月にフジテレビ系で放送されたスペシャルドラマ「奇跡の動物園〜旭山動物園物語〜」でしょう。その後、毎年５月にスペシャルドラマが放送されています。旭山動物園の魅力は、他の動物園にはない視点で動物たちを見せていく、そのアイデアが素晴らしい！あざらし館の円柱水槽、レッサーパンダの吊り橋、ペンギン館の水中トンネルやペンギンのお散歩、などどれも可愛い動物たちを間近で見れる工夫がされています。動物たちの細かいしぐさや足の爪まで見れる距離、オリや水槽があるけれどそれを感じさせない工夫。これが人気の秘訣であり、旭山動物園の魅力だと思います。遠方からわざわざ旭山動物園に来られる人も。北海道へ旅行する時は、ぜひ旭山動物園に行って、間近で動物たちを見てみてください。
千歳空港からＪＲで札幌駅に行きます（所要時間：約４０分）。札幌駅から特急で旭川駅へ（所要時間：約１時間２０分）。札幌−旭川間で全車指定席の「特急旭山動物園号」が運行されていますが、運転日・運転時間が限られています。（１日１往復のみ）。高速バスで行く場合は、札幌駅前ターミナルから旭川ターミナルまでとなります。（所要時間：約２時間）。旭川からは旭川電気軌道バス４１番・４２番・４７番の旭山動物園行きに乗り換えます。定期観光バスもあり、１日１便のみですが、旭山動物園まで直行するので乗換えの必要がありません。
札幌から旭川間を往復する「特急旭山動物園号」。旭山動物園号の特徴は、各車両に普通の電車では味わえない装いがたくさんあるのです。この旭山動物園号は３両編成で、ホッキョクグマ号、オオカミ号、ライオン号があり、車両にはそれぞれ動物のペインティングがされています。名物の「ハグハグシート」にはオオカミやキリンなどのシートがかかっていて、動物にハグされているようです。ホッキョクグマの車両には記念写真用オブジェや絵本棚などもあります。全車指定席なので指定券がいります。１日１往復しか運行しておらず、運行日もそんなに多くはありませんが、とても人気が高いので購入するならお早めに！
営業時間：夏期は９:３０〜１７:１５（入園１６:１５まで）、冬期は１０:３０〜１５:３０（入園１５:００まで）。２００９年度の夏期は４月２９日〜１０月１８日。冬期は１１月３日〜４月７日。夏期、冬期の日にちは毎年若干変わりますのでご注意ください。入園料は大人：８００円。中学生以下は無料。ベビーカーや車椅子の貸し出しも無料で行っています（夏期のみです）。